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〝人間性=Human nature〟は、まさに料理から生まれたのだ。ヒューマンネイチャー。直訳すれば「人間の自然状態」。まさかここ(=ヒューマンネイチャー:人間の自然状態)に「料理」が含まれることになろうとは、すでにこの世を去った哲学者や過去の人類学者たちは思いもよらなかっただろう。
https://twitter.com/selfcomestomine/status/1622158398807760896
レヴィ=ストロースはかつて、「料理をするのは、自分たちが人間であり獣ではないことを象徴的に示すため」だと述べた。この説明はまさに、文化人類学の伝統的な人文学的学問の姿勢から紡ぎあげられたものといえるだろう。しかし進化人類学はこの種の説明に真っ向から対抗する。
https://twitter.com/selfcomestomine/status/1622158867416375296
そうではない、もっと実用的な、生物学的目的があるのだと進化人類学者たちは化石証拠などを元に反駁した。料理文化史家のマイケル·ポーランは、人類進化の「料理仮説/cooking hypothesis」が人文学者たちに与えた衝撃を綴っている : ” この仮説は、人間の自尊心の枠組みに皮肉な混乱をもたらした。”
https://twitter.com/selfcomestomine/status/1622160966090895360
一連のツイートが衝撃的で、さっそくマイケル・ポーランの本を図書館に予約しました。
本が届いたら、「料理」に対して、今までと違った観点から向き合ってみます。